2017年4月30日日曜日

名張「屏風岩」(2) 5.11A RP

2017年4月30日(日)

29日(土)は武庫川ボルダーに行ったものの,到着した瞬間に大雨…。

30日(日)は先週に引き続き,Yさんと名張の屏風岩に行ってきました。

まずは「Crack Baby」5.7 でアップ。快適なクラックで万人向きかな?


続いて,今回の目標「パンドラ」5.11Aへ。

1トライ目はトップロープでカムのセット確認とムーブ最終確認。

2トライ目はリードでワンテン,3トライ目はヨレヨレで5テン…

使ったカム一覧。(青エイリアンは未使用)

4トライ目で奇跡のレッドポイント!計6トライ。3トライ目のヨレが嘘のように,スルスルと登れてしまいました。

15時から日陰になったこと,炭水化物・BCAAの摂取が勝因?ハンドとフィンガージャムにも慣れてきたのかな??

クラックのRPグレードが「5.10A ⇒ 5.11A」と更新できました。次は「サーフライダー」5.10C をやる予定です。

80mロープ必須。

 「モスラパワー」5.11Cを登るGさん。余裕の再RPでした。流石!

打ち込めば登れそうな気がするので,いつかはやってみたいなあ…。

2017年4月28日金曜日

インスティンクトVSの補修

「インスティンクトVS」といえば,スカルパのマスターピースとの声も多いでしょう。

この靴で思い出すのは,「sebastian halenke」というドイツのリードクライマーです。

パワフルなクライミングと奇抜な髪形が印象的。

昨年,Kranjで行われたワールドカップリード決勝での彼のクライミングは圧巻でした。彼の動画は29分から。

「sebastian halenke」は,身長177㎝・体重65㎏ですので,リードクライマーの中では重量級でしょう。


「インスティンクトVS」はとても固い靴で,体重の重いクライマーにとって大きな支えとなっています。

私もこの靴を履いて2年以上経ち,「ディープインパクト」5.13CのRPも右足のみ,この靴を履きました。

私の知人も何人か履いています。花崗岩や凝灰岩,砂岩などエッジングを多用する岩場で有効でしょう。ヒール&トゥ性能はピカイチ。

ヒールのゴムに注目。

しかしながら強烈なヒールをすると,ヒールカップのゴムが外れてしまうことがあります。

Evolvの「アグロ」も,ヒールカップのゴムが外れた,という話を聞いたことがあります。

それはさておき,今回,瞬間接着剤で靴の補修を行うことにしました。


用意するものは,新聞紙,ゴム手袋,アロンアルファ(一般用瞬間)。

瞬間接着剤は,合成ゴム対応のものを選びました。

わずか1分で終了。

隙間に接着剤を流し込んで,内側と外側から圧迫して完全に固定。

実はこの補修をするのは2回目。ヒールカップの形状的に,強度の維持が弱点なのでしょう。

買ってすぐにこの作業をすることで,ヒールカップの強度を高める方法もありそうですね。

2017年4月26日水曜日

JFA入会

4月初旬に申し込みをした,JFA(日本フリークライミング協会)から,会員証が届きました。

いままでリボルトなどで散々お世話になっていながら,未入会でした。

会員証が届いて,少しほっとした気持ちになりました。年会費2900円。


会員証は思ったよりペラペラの紙で,自分で名前を記入する必要あり。


No Chipping のシールが入っていました。こんな当たり前のことを啓発しなくてはならないなんて,情けない話ですね。

会員番号が500番台だったので,思ったより会員が少ないようです。てっきり3000人くらいいるのかと思っていました。

<日本フリークライミング協会のURL> http://freeclimb.jp/

2017年4月25日火曜日

名張「屏風岩」 (1)

2017年4月23日(日)

Yさんからお誘いを受けて,名張の「屏風岩」に行ってきました。

「マシュマロマン」5.10Aを1撃した去年の12月以来,4か月ぶり。

クラックのイレブンを登るのが目標の一つなので,「パンドラ」5.11Aを今回の目標にしました。


パンドラは中間部のシンクラックが核心の課題で,フィンガージャムのやり方が分からない自分にとって,かなりの苦労を強いられました。

いまさらではありますが,フィンガージャムの講習映像です。クラックといえばご存知,ワイドボーイズがこの分野の第一人者でしょう。


さて,話は戻り10時に岩場着。「Crack Baby」5.7「名張入門」5.9でアップ。

「名張入門」5.9 は思いのほか大変で,アップというより本気で登ることに…。


「ブロードバンド」5.10Aは一撃で登れました。

クライミング的な技術は殆ど使いませんでした。

「ブロードバンド」はめちゃくちゃ面白い。

Yさんが「パンドラ」5.11Aを登るので,トップロープをかけてもらって,2回トライしました。

本当はリードでトライしたかったのですが,クラックのOS・RP最高グレードがともに5.10Aなので,無理をしないようにしました。

下部のハンドセクションが終わってからの核心部は,左ワイドピンチからキョンを作って超えることができました。フェースムーブ(笑)

攻めたシューズでのクラックは地獄。

1回目のトライでブースティックに穴が開きました。手足の指が血まみれで,登るときに激痛で悶絶…。

そこでTCプロ+靴下でトライした2回目は,ほとんど痛みを感じることなく,気持ちよく登れました。

途中で何度もリストバンドが外れました。役に立たない?

テーピングが面倒だったので,シンギングロックの「ジャミンググローブ」を使用。

しかし,リストバンドが太すぎてクラックに手首まで入らず,とても登りにくかったです。

写真が「パンドラ」5.11A。

Yさんの気迫トライの写真。次回はきっとRPされると思います。お誘いありがとうございました!

2017年4月24日月曜日

烏帽子岩 (1)

2017年4月22日(土)

1年ぶりの兵庫県の烏帽子岩に行ってきました。11時岩場着。

大人数で順番待ちかと思いきや,20名もいない静かな烏帽子岩…。

ここ烏帽子岩はのどかな春の陽気で,とても癒される空間でした。

「タイムトンネル Long Ver. 」最上部より。

私の初イレブン,「ジャスティス」5.11Aを登ってから,「ラマーズ」5.12Bへヌンチャクをかけるも宿題に…。

前日の雨でホールドがぬめって,とても保持できる状態ではなく,ローカルトゥエルブの難しさを痛感しました。

写真中央のフェースを登るルートが「ラマーズ」

<登ったルート10本>

「ジャスティス」5.11A  3回
「タキシードボディ」5.11C  2回
「ラマーズ」5.12B  1回 ×
「ゴールドフィンガー」5.10A  1回
「ハーフアンドハーフ」5.10A  1回
「タイムトンネル Long Ver. 」5.10A  2回

滞在時間は4時間。トレーニングということで,同じ課題を何度も登りました。

大きな成果としては,相方が2年前に宿題にしていた課題が登れたことでした。

烏帽子で狙えそうなプロジェクトとしては,このクラック。

クラックが閉じているところもあるので不可能?

傾斜のとてもきついシンクラックで,相当なグレードが付くでしょう。

話は変わり,駒形岩の上部も見てきました。

最上部の白い岩周辺が不安定でした。

写真中央上部に,いまにも落ちそうな落石が引っかかっていました。

関西の人気ルート「プロミネンス」5.11B「斜陽」5.9 など,しばらくは登れないでしょう。

縦横30㎝程度の岩。「アルゼンチリ」上部より。

烏帽子岩の「アルゼンチンチリ」最上部からも落石があったと,クライマーから聞きました。

もともと採石場だった場所でもあり,不安定な岩場と考えられます。


烏帽子岩は私がクライミングを始めた1年目の年に,毎週のように通っていた岩場です。

この岩場がこれからも存続していけばいいな,と心から願っています。

2017年4月21日金曜日

武庫川ボルダー

2017年4月20日(木)

1年ぶり2回目の武庫川ボルダーです。

12時に岩場着。すでに大阪からお二人来られていました。

気温が低かったのか,Tシャツ一枚では肌寒かったです。


適当に課題を作ってアップしてから,「猿回し short version」3級へ。一撃。続いて「猿回し」2級へ。二撃。

気をよくして「大猿回し」初段と「猿の神」初段をやるも,宿題になりました。

以前は離陸すらできなかった「飛猿」三段は,難なく離陸できるようになり,あと10㎝くらいでリップに届きそうでした。これも宿題に。

右足先行でヒールフックを上部ホールドにかけました。

「ベビーハング」3級は去年登っていたのですが,赤丸のホールドが欠けたようです。グレードが2級くらいに上がっている気がします。


大阪のパーティーの方と一緒にセッションできて,半日だけでしたが楽しい時間が過ごせました。

2017年4月18日火曜日

インドアクライミング(ボルダリング)での主流シューズ

2017年4月8日(土)にスイスのメイリンゲンで,ボルダリングのワールドカップのセミファイナルが開催されました。

インドアクライミング(ボルダー)の主流シューズを調べるため,男子20名,女子20名が参加するセミファイルで使用されたシューズをまとめました。


ファイナルでは男子6名,女子6名しか参加していないので,セミファイナルに焦点を当てて調べました。

リードと違って一瞬しか靴が映らず,画質も悪く,また参加選手がとても多かったので調査は難航…根気との戦いでした。

まずは女子20名から。

「追記」は,課題によって使い分けていた靴。

続いて男子20名。国籍は日本が最多!

リードもこんな感じで沢山の日本人選手に活躍してほしいのですが,日本のジムの低い壁では,世界の高い壁では通用しないのでしょうか。


このクラスの選手であれば,スポンサーがついているケースが多いと思います。一流選手が各メーカーで選ぶ,最善のシューズという見方をしていいでしょう。

まず,男女合わせたメーカー順位から発表!

 1位 スカルパ 13名
 2位 スポルティバ 11名
 3位 ファイブテン 9名

40名中33名が三大メーカーに集中しています。当然の結果か?

続いて,最も使われているシューズ,男女別順位を発表します!

まずは,男子から。

 1位 5名 スカルパ ドラゴ
 2位 3名 スポルティバ ソリューション
 2位 3名 スポルティバ スクワマ
 2位 3名 ファイブテン ハイアングル

男子でハイアングルを履いているのは,日本人選手のみでした。ちなみに,今回,予選落ちしている「楢崎智亜」選手も履いています。

続いて,女子の順位を発表します!

 1位 4名 スカルパ ドラゴ
 2位 3名 スポルティバ パイソン
 3位 2名 ファイブテン ハイアングルws
 3位 2名 ファイブテン ブラックウィングws 
 3位 2名 スカルパ インスティンクトVSR

ここでも,スカルパ「ドラゴ」が1位でした。こうなることは予想できていました。男女総合1位のスカルパ「ドラゴ」は,現段階でのインドアボルダー最強シューズなのかもしれません。

日本での女子選手に人気のシューズ,スポルティバ「ソリューション」を履いている女子選手がゼロ!これには驚きました。

インスティンクトVSRについては,インスティンクトVSの選手も含めると3名となりますが,ここでは区別しました。

昨今のワールドカップの課題を見ていると,のっぺりとしたホールドが多いため,スメアリング性能だけでなく,トゥフック・ヒールフック性能の高い靴が選ばれているものと思われます。

スクアドラのホールド。手が大きい方が有利。

最近主流の,のっぺりとした大きなホールドを,親指を使ってパーミングで登るクライミングは,外でのクライミングと乖離してきているように思うのは自分だけでしょうか。

話は変わり,次号のロック&スノーはホールド特集だとか…。登れない人間のたわごとではありますが,インドア志向の益々強くなる(これでいいのか?),今後のクライミング界の動向にも注目していきたいですね。

2017年4月14日金曜日

グラヴィティリサーチ神戸

4月13日(木)

グラヴィティリサーチ神戸のアネックス別館に,先日行われた国体の課題があります。腕試しにボルダーを触ることに…。

ちなみにグラヴィティリサーチ姫路で行われたリード予選では,成年男子が5.13B,少年男子・成年女子・少年女子がともに5.12Aだったらしい。

話はボルダーに戻り,少年男子・女子,成人女子は半分以上数トライで登れました。が,成年男子はありえんくらいムズイ!!


自分にとっては1年かかっても登れる気がしない。ボーナス取るのが精一杯か?

こんな課題を3分程度で登れるクライマーがいるそうなので,世の中は広いなあ。

続いて2年ぶり?くらいのグラヴィティリサーチ神戸の本館ボルダーへ。

マットがボロボロで,落ちるたびに粉塵が舞い散ります(笑)

上級セッションが別館であったせいか,本館ボルダーはガラガラでした。

レディース課題をすべて一撃して,マンスリー14番までで閉店になり退散。

ディープインパクトで痛めた右肩が未だに治らず,レストが必要かなあ…。

2017年4月9日日曜日

インドアトレーニング 第三段

4月6日(木)7日(金)9日(日)

パンプ大阪のホールドが大きくチェンジされました。ということで,短期間の間に3回行ってきました。

国際ルートセッターによる課題も追加され,内容はもちろん,見た目にも芸術作品のような課題づくし。

ボルダーは3級からムズイ!お買い得と思われる1級が登れました!あともう一歩の初段もありました。

ワールドカップで見たことのあるホールドばかり。

3級以降,大量の宿題を残したまま,リードエリアへ。


5.11台は一通り登りましたが,12が全然進みません。以前より難しく設定されている気がする…というより自分が弱くなった。

「Deep Impact」5.13Cを登った時の体重は60㎏~61㎏でした。

ビフォー

それがわずか2週間で…

アフター

64㎏近くまで増量してしまいました。体が重くて,とてもつらい!

普通に食べて,普通に運動して,たまに間食する程度でこの有様…

20代の時はいくら食べても55㎏から太らなかったのに…代謝が落ちるって本当に恐ろしいですね。

20代からクライミングをやっていたら,4年で外ボルダー三段,ジムリード5.13は絶対いけていた。

これからはボルダー三段目指して頑張るので,ダイエットしつつも,強度の高い動きを練習していきます。

2017年4月5日水曜日

2ルンゼ@備中

2017年4月3日(月)

いつもお世話になっているジムの店長さんHさん,Yさんと,備中「2ルンゼ」へ。

兵庫県6時出発。9時30分に2ルンゼ到着。一番乗りでした。

2時間ほどして,もうワンパーティー来られました。

アップで「団子のリズム」5.10Bへ。

出だしのクリップが核心?

3人とも一撃。3年ぶりの2ルンゼで、ほぼオンサイトトライ状態。

思っていたより悪くて,2ルンゼの洗礼を浴びた気がしました…。


その後,3年前の宿題の「半分バナナ」5.11B/Cを2撃。中間部の核心で迷ってしまい,1回で登れないところが自分の弱さです。


ボルダー四段を登るHさんも「半分バナナ」へトライ。上部あと1手で終わるところで,まさかのフォール。2撃でした。


「象の鼻」5.11Aを2撃,「フェース」5.11Aを1撃して,時間は17時30分と,夕暮れが迫ってきました。

勿論ここで帰る訳にはいかず,夕方になってからの…

実質的にボルト3本のルート。

じゃろう岩。トライするのはもちろん「貧乏ゆすり」5.13B。時間がなかったので,ヌンチャクをかけることを優先に素早く登りました。

去年やった時よりは簡単に感じましたが,2回目のデッド成功率とレストがどれだけできるかで,ワンテン地獄になりそうなルートかな。

5.11BのRPが最高というHさんも「貧乏ゆすり」へトライ。初段を100本に迫る勢いで登っている四段クライマーですので,流石のクライミング。3ピン目から各駅停車ながらも,3か所の核心はすべて一撃でした!

トータルで初/二段ではないかとのこと。3撃位で登るでしょう。もし登れたら,最高グレードを5.11Bから5.13Bという,前代未聞の偉業を達成することになります。

岩が脆い。

最後に,Yさんの「いまどきのクラック」5.8。オールナチュプロで登るルート。

ランナウトが半端なく,上部も相当長いハンドサイズが連続します。恐らく今日登ったルートの中で,最も精神的に厳しいルートではないでしょうか。

帰りはヘッドライト。

真っ暗になったので,敗退ビナで撤退。宿題に…。

久しぶりに充実したクライミングができました。

写真右上のスペシャルがとても美味しそうでした。

Hさんおすすめのお好み焼き屋「大ちゃん」へ。とても美味しかったです。

2017年4月4日火曜日

鶯谷ボルダー@岐阜市

2017年4月2日(日)

岐阜市にある鶯谷ボルダーに行ってきました。

市内にある鶯谷高校が目印。櫻がきれいです。

市内中心部から車で5分程度で到着。

高校裏手のトンネルサイドより歩くこと2分。


遊歩道上部に大きなボルダーが見えてきます。

写真の岩の右面を登る。

岩質はチャート。高さは5,6mほどのボルダーです。

グレードはデシマルでした。

この一つの岩に課題が6,7本あるらしいです。

傾斜は95度位か。写真は5.9。

5.7を1本,5.9を2本登って,1級~優しめ初段という5.11に取り付きました。すべて登って,たった1時間強の滞在。

4月の優しい気候の中,アプローチが近くランディングがよい鶯谷ボルダーで,楽しくのんびりボルダーができました。

笠置山ボルダー@恵那市

3月31日(金)

金土と2日間の予定で恵那ボルダーに行ってきました。

金曜日は9時に岩場到着。一番乗りでした。

電波塔エリア

簡単な課題を4本くらい登ったところで,雨が本降りに…。

天気予報では夕方から雨だったのに,最近外れてばかり。

ジャスト二段というグレードらしいです。

雨が降ってても登れそうな「ニゲラ」二段へ。

ムーブをばらすことはできましたが,繋げることができず敗退。

土曜日は朝から雨が本降りだったので,市内観光になりました。

2017年4月1日土曜日

成長ホルモン

成長ホルモンは,筋肉量の維持・増加,脂肪を分解する作用など,クライマーにとって重要なホルモンの一つです。

クライミングに必要な体を作り上げるためには,成長ホルモンの存在が欠かせません。

しかしながら,20代から成長ホルモンの分泌量は年齢と共に著しく減少してしまいます。

成人成長ホルモン分泌不全症情報サイトより

私のように30代からクライミングを始めたクライマーの成長ホルモン分泌量は,10代に比べて3割程度しかありません。

10代のクライマーは毎日のようにクライミングをすることが出来ます。成長ホルモンには疲労感の解消や,やる気・集中量の増加にも影響するそうです。

さて,この成長ホルモンを増やすにはどうすれば良いのか。成長ホルモンを注射するのはドーピングになるので,それ以外の方法を調べてみました。


(1) 睡眠の質改善

ご存じの通り,成長ホルモンが最も分泌されるのは睡眠してから「3時間前後」といわれています。熟睡するためには,マグネシウムなどのサプリメント摂取も効果があるそうです。マットレスや枕など,自分に合ったベッドの環境を作り上げることも重要でしょう。

(2) 食事

成長ホルモンはタンパク質から合成されます。バランスのいい食事を摂るのはもちろん,アスリートであれば ,一日あたり <体重 × 2~3倍> のタンパク質を摂取するとよいようです。

(3) サプリメント

アミノ酸の一種である「アルギニン」を摂取することで,成長ホルモンの分泌量が増加した,という研究結果が数多く報告されています。

(4) 飲酒を控える

成長ホルモンを分泌する成分は肝臓でつくられます。肝臓にダメージを与える飲酒は,成長ホルモンにとって大敵です。飲酒はほどほどに・・・。


色々と方法はありますが,私のような30代中頃の人間が,10代の成長ホルモン分泌量に打ち勝つのは不可能です。

私は20代までは55キロでしたが,今は62キロです。油断をするとすぐに65キロあたりになるでしょう。代謝の維持についても成長ホルモンが重要な役割を果たします。

クライミングは生涯スポーツですので,年齢と相談しながら,楽しく末永く練習していきたいと思います。