2017年8月6日日曜日

スカルパ「キメラ」

スカルパから発売されているクライミングシューズ「キメラ」のレビューをします。

ジムで10回程度、岩場で1回使用し、2ヶ月程度の期間でのレビューとなります。


普段の靴のサイズは26.2cmで、スカルパの靴は通常39-1/2を履いていますが、キメラは40にしています。

その理由は、キメラはダウントゥがキツいだけでなく、ターンインもかなり攻めて作られているからです。


靴の作りはレースタイプとなります。トゥフックがしやすいよう、ドラゴと同様のラバーがついています。

靴紐はしっかりと締めなくてはなりません。さもなければ、強いダウントゥとターンインの相乗効果で、ヒールフックの時に踵が浮くことがあります。


靴の裏側の写真です。フロントのゴムとヒールのゴムを接続するブルーのゴムが、ダウントゥ構造の持続性を担保します。

一目見てわかるとおり、ターンインはかなりキツい!ダウントゥもソリューション並のきつさです。強傾斜でも足が切れません。


以上を踏まえてキメラの感想ですが、非常にすばらしいシューズです。ジムクライミングではキメラをメインにしています。

ドラゴの粘りとソリューションのダウントゥ、レースによる装着感など、絶妙なバランスとしか言いようがありません。

欠点をあげるとすれば、エッジング性能とヒールフックの安定性です。それが改善できれば、最強のシューズになります。

ここ最近、スカルパは日本で売り上げが伸びているとのことで、日本人の足形に合わせて設計していると聞いています。これはまさしくマスターピースといえるシューズではないでしょうか。